新築の土地探しについて2

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注文住宅を新築するための土地探しは重要ですが、周囲の騒音、公園などの施設の有無、道路の通行量、駅やスーパーマーケットへの距離などといった、現地を見学すれば確実に目で見てわかるような条件だけではなく、下水道の整備状況などといった、目には見えにくい情報についても仕入れておく必要があるといえます。たとえば、市町村によって公共下水道がすでに整備されている地域であれば、生活排水などをそのまま放流できて便利ではあるものの、一定の受益者負担金を納付することが必要となります。そのため、土地そのものの価格とあわせて、こうした負担金の金額についても予算に織り込むことがたいせつです。いっぽう、公共下水道が整備されていなければ、合併処理浄化槽を設置して宅内処理をすることになるため、その工事費が注文住宅の新築の費用として上乗せされてくると考えなければなりません。なお、下水道が整備されている地域であるにもかかわらず、負担金を支払いたくないために接続しないというのは違法なことです。

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